不妊・内分泌外来からのお知らせ
不妊・内分泌外来からのお知らせ
「タイムラプス撮像法による受精卵・胚培養」（先進医療）が施行可能な施設として承認されました
・タイムラプスインキュベーター（タイムラプス）とは、培養器に内蔵されたカメラで発育する受精卵・胚を一定の時間間隔で撮影することが可能な、新しいタイプの培養器です。
・従来の1 日 1 回程度の胚の観察より、タイムラプスによる観察のほうが正確な胚の評価ができるとともに、多くの胚の情報を得ることができます。タイムラプスによる胚の評価は移植する胚の選定に有用であると考えられ、通常の観察による胚の選択に比べて妊娠率が向上するという報告もあります。
・タイムラプスでは、胚をインキュベーター外で観察しないため、安定した胚の培養環境が得られ、胚の良好な発育が期待でき、妊娠率や生産率が向上する可能性があります。
・当院ではESCO Medical社製 MIRI TLタイムラプスインキュベーターを使用しております。タイムラプスで得られた胚の発育過程の動画は、タブレットによりご覧いただけます。
ESCO Medical社製 MIRI TLタイムラプスインキュベーター
＊本検査は先進医療のため、かかる費用は自己負担（自費）で10,133円です。それ以外の診察・検査等は保険診療となります。